何を言われても変えるつもりない。

競泳・ジャパンOP  矢島 男子200バタV

スローモーションのようにゆったりとした「どんぶらこ」と表現される泳ぎで居並ぶ強敵を倒した。

世界的にも珍しい泳ぎ方は、ストロークの間に体全体が水中に沈むように見える瞬間があり、泳法違反との指摘もある。

だが、「何を言われても変えるつもりはない。」とスタイルを貫いてきた。

約100年前全米オープンテニスベスト8、ウィンブルドンベスト4なる清水善造氏、

以下Wikipediaより、

当時のテニスの評論家から観れば醜いものであった。通常、右利きであれば、左足が前に出るのであるが、テニスをしたての頃の清水は右足が前に出たという。このスタイルは、後期こそ無くなりつつあったものの、基本的な体の動きは終生変わらず、チルデンと対戦した時にも時折、右足が前に出たらしい。当然、この打法は今でも「基本でない」と言われているが、右足が前に出る事で、自然に上半身、上腕が足より遅れるように現れ、結果として現在の基本であるインサイドアウトの状態になったようである。事実、身長や手足の長さ等で、他の外国人選手に劣る清水が、強豪を上回る鋭い回転がかかったショットの持ち主であった。

彼も生涯、スタイルを変えることはなかった。

ここに強さの原点がある。