伊藤判定勝ち 新王者

世界ボクシング機構スーパーフェザー級王座決定戦が7月28日、フロリダ州キシミーで行われ、同級2位で世界初挑戦の伊藤雅雪が1位のクリストファー・ディアス(プエルトリコ)に判定勝ちし、新王座に就いた。

 

伊藤雅雪の話

 

信じられない気持ちでいっぱい。不安もたくさんあって試合前に一人で泣いていた。自分を信じて闘うだけだと思った。ダウンを奪ってもKOしないと勝てないと思っていたので、攻め続けようと思った。

 

浜田剛史氏(元世界スーパーライト級王者)の話

 

最高の試合だった。百点満点。勝負に行く勇気があったのが勝因。今までは相手が出てくるのを待っていたが、リスクを承知で攻めていた。

 

ずっと主導権を握るには積極性が必要になる。最初から最後まで、攻撃の手を緩めないで、俊敏な動きで、攻め続けなければならない。ただし、防御も必要で、相手の攻撃を見極めることも大切だ。