何も考えるな。一球に集中しろ!

「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」の映画を見た。

 

端正なマスクと、コート上での冷静沈着なプレイから「氷の男」と呼ばれたビヨン・ボルグは、20歳でウィンブルドン選手権で初優勝し、4連覇の偉業を成し遂げた。絶対王者として君臨するボルグの前に現れたのが、宿敵ジョン・マッケンローだった。

 

天才的な才能を持ちながらも、不利な判定には怒りをあらわにして審判に猛烈に噛みついていくマッケンローは「悪童」と揶揄された。80年ウィンブルドン選手権勝戦のコートで、そんな真逆な個性を持つ2人の天才が対峙する。

 

5連覇の係った決勝戦を前に、ボルグにプレッシャーが襲ってくる。

 

そんなボルグにコーチが言い続けた言葉。

 

「何も考えるな。一球に集中しろ!」