自分たちで考えるラグビーをしてきたことが勝利につながった。

26度目の出場で初の準決勝進出。全国高校ラグビー大会準々決勝。流経大柏初の4強。

 

練習から選手の意見を通し、判断力を養ってきた。相監督は「7、8割ぐらい僕の指示を無視している」と苦笑しつつ「目指した完成形に近いものになってきた。僕の手を離れた」と成長を認めた。

 

12-14の後半26分に敵陣で相手が反則。相監督の指示はPGだったが、主将のプロップ葛西を中心とする選手の選択は違った。ゴールラインまで5メートルの位置で左ラインアウトからモールで押し込み、作田が逆転トライ。

 

「モールは自分たちの強みなので迷いはなかった。自分たちで考えるラグビーをしてきたことが勝利につながった」と誇らしげだった。