前でさばくイメージ

山県 10秒05 5年ぶりV

 

陸上日本選手権100メートル

 

ケンブリッジ2位 桐生3位

 

世界選手権代表を逃した昨夏。インターネットの動画でトップ選手の走りを研究し、後ろに流れがちだった脚の運びを「前でさばくイメージ」に修正した。

 

課題だった中盤の加速力が増し、9月には日本歴代2位の10秒00をマーク。タイトル奪回にも結び付き「今は強み」と胸を張る。

 

テニスも「前でさばくイメージ」が大事だ。サービスリターンは特に「前でさばくイメージ」が重要になる。

 

相手のスピードあるサービスに、前でさばけなければ、ただ返しただけのリターンになり、相手に主導権を握られる。前でさばくことによって、こちらの意図したコース、スピードにすることで、主導権までは握れなくても、対等の立場に持ち込むことができる。

 

相手のサービスゲームで、対等になれれば、ポイントを取る確率は50%になり、相手のサービスキープを阻む可能性が出てくる。